剣盾S7使用 準正受けループ [最終588位/1915]

剣盾S7使用構築の備忘録。

ゴリランダーのみ能動的回復技を採用していないことから、純正ではなく準正受けループと題している。

 

【最終戦績】f:id:tane_poke:20200701183525p:plain

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【使用ポケモン・もちもの・わざ】

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【個別詳細】 ※上昇補正 下降補正

 ドヒドイデ

157(252)-61-180(60)-74(4)-201(164)-59(28)

[調整意図]

C特化フォルムチェンジロトムの眼鏡10万ボルト確定耐え

最遅タイプ:ヌルやあくびカビゴン意識のS振り

残りB振り(Cは端数)

[採用経緯]

構築の始点その1。当初はHBベースの個体を使用していたが、しねんのずつき採用個体に何度も役割破壊されたため、単体で受けきることはあきらめHDベースに変更した。

あくびややどりぎのたねの対策としてみがわりを採用している。3割のやけどによる誤魔化し性能やダイストリームの元となるねっとう、大半のポケモンに対する定数ダメージ源となるどくどく、相手のDMターンの消費や自身の回復、定数ダメージ蓄積やTODのための時間稼ぎなど何かと便利なトーチカのいずれも切ることができなかったため、やむを得ずじこさいせいを切っている。しかし、ドヒドイデを起点にして崩しを狙うポケモンが多く、結果的に安易なじこさいせいによる詰みを避けられたためよかったのかもしれない。

 

ピクシー

202(252)-67-93-115-154(236)-83(20)

[調整意図]

同族意識のS振り

残りHD振り

[採用経緯]

構築の始点その2。当初はナットレイや交代際のドリュウズを意識してかえんほうしゃを採用していたが、本来の役割対象であるトゲキッスラプラスへの削りを優先し10万ボルトに変更した。ドヒドイデが勝てないみがわりめいそうアシレーヌの対策にもなり、少なくとも本構築では変更して正解だった。

 

ランクルス

217(252)-63-139(252)-145-105-51(4)

[調整意図]

耐久を削る余裕がないためHB特化

残り同族意識のS振り

[採用経緯]

あくびループや受けミラー対策のため採用した。他の受けポケモンと異なり数値受けや耐性受けをできる程の受け性能はないが、独特の役割範囲をしており替えがきかない存在だと感じた。

 

ゴリランダー

176(4)-176(244)-113(20)-x-92(12)-146(228)

[調整意図]

最速ギャラドス抜き

特化ウオノラゴンの鉢巻先行エラがみ確定耐え

DM時に特化トゲキッスのもちものなしダイジェットを93.75%で耐え

A↑2ダイアタックでH4振りトゲキッスをちょうど確定1発

[採用経緯]

草枠としてすいすい剣舞ラムルンパッパやHBタルップル等を使用していた時期もあったが、グラススライダーの新規習得により抜きエースとして運用可能な上、グラスフィールドにより他のポケモンの受けの負担を軽減できることから採用した。

 

サニーゴ

167(252)-54-167(252)-85-121(4)-50

[調整意図]

物理相手に最大限受けを安定させるためHB特化

残りD振り

 [採用経緯]

ドヒドイデをHBベースからHDベースに変更したことに伴い広範囲を見られる物理受けとして採用した。

 

ハガネール

175(196)-105-277(252)-x-85-58(60)

[調整意図]

最遅タイプ:ヌルやあくびカビゴン意識のS振り

受け性能だけでなくボディプレスの威力も考慮しB特化

残りH振り

 [採用経緯]

パッチラゴンの受け駒として採用した。以前はDMピクシーでの対面処理のほか、襷オーロンゲ+ちからをすいとるポットデスの並びやタルップル+光の粉つぶらな瞳ブラッキーの並び等で無理矢理みようとしていた。最終日での採用のため実際の選出機会はなかった。

 

【選出】

基本選出はドヒドイデ+ピクシー@1。

見せ合い段階で受けきれないと判断した場合はゴリランダーでの全抜きを狙う。

 

【雑感】

剣舞ゴリランダーは奇襲性もさることながら、不利対面時も引き先の負担をグラスフィールドで軽減できるためかなり使い勝手がよかった。元々たべのこし+まもるで時間を稼ぎつつ回復できるピクシーとドヒドイデとは特に相性がよく、エフェクトによりTODを仕掛けやすくなる副次的効果もあった。

選出機会のなかったハガネール以外の4体については、採用した構築で既に結果を残している方がいるのもあり無難に強かった。

 

【余談】

シーズン7を通してドヒドイデとピクシーは固定メンバーだったが、他の4枠については迷走しておりその間は長らく4~5桁順位をさまよっていた。大枠が本構築の形となったのは6/28の夜になってからだが、そこからは17戦中14勝3敗と調子がよかったものの運用期間の短さから自身のプレイングスキルと構築自体の強さに自信が持ちきれず、レート1900を超えたところで撤退してしまった。悔いを残さぬよう次シーズン以降は時間に余裕をもって取り組めるようにしたい。